【 当サイトのリンクにはプロモーションが含まれています 】

50代オトナ女子のソロ活・続 京都ひとり旅 #2

京都旅2アイキャッチ画像

ふと思い立って、1泊2日初夏の京都までひとり旅してきた私。

やっぱり旅っていいなぁ。

京都っていいなぁ。

しみじみそう思います。

50代になるまではひとり旅する機会はあまりなかったけど、動けるうちにたくさん旅しなきゃ、って。


コラム#1では1日目の京都旅のことを書いてきましたが、今回は2日目です。


今回の旅のミッション3つ目。

「どうしても行きたかった神社仏閣めぐり」

ある方のブログを読んで、どうしても自分の目で見てみたいものがあったんです。




この記事を書いた人
ブログ管理人みやび

みやび

  • 50代主婦
  • 50才すぎて筋トレ、ゴルフ、ブログなどはじめて人生変わった
  • 物販系ビジネス、心理カウンセリング、ブログなど運営するプチ起業家
もくじ

京都のお寺はやっぱり素晴らしかった

今回、京都でどうしても行きたかったお寺は高台寺と建仁寺でした。

枯山水の美しいお庭を眺めてボケーっとしたかったんです。

年齢を重ねるごとに無駄なものをそぎ落としたシンプルなものに惹かれるようになってきたんですが、それって日本特有の美意識である「わび・さび」に通ずるように思うんです。

漢字で書くと「侘び・寂び」となりますが、

「侘び」とは質素なものにこそ趣(おもむき)があると感じる心、

「寂び」とは時間の経過によって変化する美しさを表します。

時が経つにつれ、この世のものは汚れたり欠けたりと変化していきますが、それを劣化ととらえず、変化してこその多様な美しさだと肯定的にとらえること。

そして無駄をそぎ落とした質素こそ、日本の美意識だと思うんです。

自分自身が同じように時を経て、

それこそ中学生の頃にはまったくわからなかった日本の「わび・さび」の美しさが理解できるようになった、ってことでしょうか。

豊臣秀吉の正室ねねが愛した寺・高台寺


美しい新緑トンネルをくぐり石段を登ると高台寺の山門にたどり着きます。

高台寺は豊臣秀吉の正室、北政所ねねが秀吉の亡くなった後、弔いのために建てたと言われるお寺です。

女性が建てたお寺だからなのか、敷地内の建造物やこういった石段にもとても繊細な美しさがあるよう思います。

まさに「わび・さび」の美しさ際立つお寺ですね。


こちらの霊屋(おたまや)に秀吉さんとねねさんの像が祀られていました。

私の中で豊臣秀吉といえば、どうしても竹中直人さんが頭に浮かぶんですよね~

大河ドラマのイメージが強いからでしょうか。

秀吉といえば貧しい農民の出身ながら、一代で天下人として成り上がり「日本一出世した男」と言われています。

そしてその秀吉を生涯支えたのが北政所・ねねさんですね。

そのお二人の良い氣のおこぼれ?をいただこうと開運のおまもりを購入してきました。




高台寺には枯山水の素晴らしいお庭がありますが、周辺の散策のあと、のんびりとお庭を眺めてきました。

「枯山水」とは水がない場所に石や砂、植物、地形を利用して水の流れを表現したもの。

流れるような砂利の美しさに心が落ち着き癒されました。

っていうか、足跡がまったくついてないことがすごすぎる!

どうしても見たかった!建仁寺の国宝


高台寺をあとにしてぶらぶらと散策しながら、もうひとつの目的地である建仁寺へ。


京都はこんな細い路地裏がすごくいい!



これが見たかった!

俵屋宗達が描いた国宝「風神雷神図屏風」


これが江戸時代に描かれたものだなんて・・信じられませんよね。

この作品をひと言で表現するならば「躍動感」しかないです。

風神様と雷神様が今にも屏風から飛び出してきそうな勢いが感じられました。

前日に観た村上隆さんが描いた風神・雷神とのギャップも面白かったです・・。


こちらの作品は実はレプリカなんです。

レプリカと言っても日本のあらゆる技術を駆使して細密に再現されていて、本物は京都国立博物館に保管されています。

そりゃそうよね・・

こんな超がつくお宝ですもん・・盗まれでもしたらえらいこっちゃ!



そして、これもどうしても見たかったやつ!

龍・龍・龍

大迫力!

下の双龍図は建仁寺開創八百年を記念して鎌倉在住の小泉淳作氏が描いたもの。

制作は北海道の廃校になった小学校の体育館を使い、構想から2年の歳月をかけて平成十三年に完成したものだそうです。



建仁寺にも素晴らしい枯山水のお庭があり、こちらも絶景でした・


どこを切り取っても素晴らしい・・

そしてこちらは「〇△□乃庭」と言われる有名なお庭。

なるほど~そういうことなのね!



どの角度から眺めても美しいお庭。

ただただ心を「無」にして眺めてきました。

日本のわび・さび、歴史、繊細な感性に触れたすごく有意義な時間でした。

また京都に行かなくちゃ!




この記事に対してご自由にコメント欄に投稿いただけると嬉しいです。
(コメント欄はこの記事の最下部です)
※いただいたコメントは全て拝見し回答させていただきます。

ブログ管理人みやび

広告

コメント

コメント一覧 (2件)

  • こんにちは。

    侘び・寂び
    侘びは、英語の感覚だとSimple is the best的なものですよね。

    寂びは、海外でも時代を経て重みを感じる建物は沢山あると
    思うんですけど、この侘び・寂び双方は、枯山水が代表する様に
    日本ならではの文化だと思いました。

    神社・仏閣はやはり行く前に事前に下調べして行くのが
    もっと理解できるかなっと思いました。

    こういう旅行の仕方は、主人と一緒だと
    表面的なことばかりで、その造形の背後にある歴史を
    彼に英語で説明しながらだと、私自身が楽しめないかもしれないかと・・・(苦笑)

    まぁ、それでも長野の善光寺とかお城めぐりとか
    主人とはしてるんですけどね。

    京都への大人ひとり旅は、有意義な時間を過ごされましたね。

    いつか分かりませんけど、京都へ行く時の参考にさせて頂きます。
    _φ(・_・ メモ メモ 控えました。

    • ヤスミンさん、こんばんは(*^^*)
      コメントいつもありがとうございます。
      お返事が遅くなってごめんなさいね!

      ヤスミンさんがおっしゃるように、侘び寂びは引き算の文化、日本特有の文化ですよね。
      そこを理解できるようになった今、ようやく自分が大人になったんだなぁと感じます。
      私、旅行に行く前には徹底的に下調べをするタイプなんですけど(っていうか、それが楽しみであったりします)そこも、あまりに調べすぎると変な先入観を持ってしまう場合があるのかも・・と思ったりします。
      行き当たりばったりで行く旅もそれなりに旅の醍醐味があるのかも。
      今度、そういう旅もしてみようかな、笑

      ご主人と一緒の旅だと・・通訳をしなければいけないから、そういったお悩みも出てくるんですね~
      なるほど・・。
      今回改めて京都の歴史に触れ、スケールの大きさに感動しました。
      ヤスミンさんも機会があれば行かれて下さいね(*´ω`)

コメントする

もくじ